ボドカツ!-ボードゲームカツドウ!-

元TCGプレイヤーわんきちによるカードを使ったボドゲを中心に紹介するブログです!

【マルコポーロの旅路】固有能力を上手く使い、北京目指して旅をする!【簡易ルール&コンポーネント紹介】

ちゃわん!わんきちです!

 

こんな不景気な世の中だけど、自分のリフレッシュや趣味のために

旅行をする人も多いと思います。

かくいうわんきちは、稼ぎもそんなによくないので

海外に行ったりしたことは1度もないし、国内旅行も割と

近場でってことが多いですが、行きたくないわけでも無いので

ばばーん!と仕事休んでリフレッシュしたいですね! 

 

あー…どっか行きたいワン~ 

 

そんな犬の戯れ言はまぁともかく、せめてゲームボード上だけででも

旅行に行った気になる(!?w)ゲームをご紹介!

f:id:tadakichi_nama:20190719160953j:plain

これも僕のとても好きなゲームのひとつ。

マルコポーロの旅路】が今日紹介するゲームになります。

簡単なルール説明とコンポーネント紹介をしていきますね-。

リプレイ性の高さとゲームの魅力

僕は割とワーカープレイスメントゲームが好きで

アグリコラやカヴェルナなどを色々やってきました。

どのゲームもたしかに面白いとは思うんだけど、これは特に好き!

 

その「好き」な理由というのが…?

・ダイスプレスメントシステムによるわくわく感
・リプレイ性の高いボード
・ワーカー独自能力がぶっ飛んでて面白い

この3点がわんきちは特にお気に入りです!

 

では、1個ずつコンポーネント紹介しつつその魅力をお伝えしたいと思います。

 

ダイスプレイスメントシステム

いわゆるダイスを転がしてそれをアクションマスに置くことによって

数値によって様々な効果を得るシステム。

数値によってアクション内容が変わったり、他のプレイヤーの邪魔をしたり。

ダイス運だけで終わらないように調整されていて、ダイス目が悪いからといって

イコール弱いともならないのもこのゲームの魅力の1つだと思います。

こういうところに、デザイナーさんの力を感じずにはいられないですね…。

 

f:id:tadakichi_nama:20190719155916j:plain

ダイスをアクションスペースに配置することでアクションを行う。

ただ、アクションスペースにもよるけれども後から同じアクションを行うことも

可能です。ただ、追加金を払ったりする必要もあるのでタダでとはいきません。

アクションによってはサイコロが2個必要な場合もあるので、

使う個数・数字・配置するアクションマスはよく考えないといけません。

 

僕は基本ダイスじゃらじゃらするのも好きだし、

軽く運要素があるゲームの方が好きなことも、このゲームが好きな理由のひとつ。

 

リプレイ性の高いボード

ボード自体は何人でやっても変わらないんだけど、都市それぞれに

ゲーム開始時にアクションマスとしてカードを配置する。

f:id:tadakichi_nama:20190719160115j:plain

一部ピックアップ。スマトラはなんと都市アクションが3つもある!

初めてやるときは規定の場所に決まったカードを置いた方が良いけれども、

慣れてきたら適当にシャッフルして配置して遊ぶのも楽しいです。

スタート地点に強いアクションマスが配置された場合、テンション上がりますね!

f:id:tadakichi_nama:20190719160018j:plain

このアクションマスもすぐに使えるわけではありません。

アクションを使いたい都市にキャラクターコマを向かわせます。

もし、その都市が1番乗りの場合は写真にある半月のタイルに書かれている

リソースを得ます。

その後、半月タイルの下に現れた商館配置スペースに商館を置きます。

こうすることによって、この都市のアクションマスが使えるようになります。

f:id:tadakichi_nama:20190719160227j:plain

都市アクション。商館を立てるとアクションマスに置ける。早い者勝ち(後乗せ不可)。

後からやってきた他のプレイヤーも商館は立てられますが

1番乗りでもらえる半月タイルのリソースは得られません。

ですが、アクションスペースを使うことは可能です。

この都市アクションスペースは後乗せが出来ないルールになっているため、

最初に誰かがアクションスペースに置いたら、そのラウンドではもう

他の方はそのアクションを使うことが出来ません。

周りを見て、誰かが使いそうなら早めに、誰もそのアクションと使いそうにないなら

後回しにしても良い、などと考えながら配置します。

加えて、ここに置いたマス目の回数分そのアクションを行えます。

 

上記の写真の場合、紫プレイヤーは…

ラクダ&金塊を支払う→4勝利点を得る。

 

という効果を2回まで使うことが出来ます。

もちろん、その分リソースも使いますが勝利へも近づきます。

都市アクションは物によってはかなり強いモノもあるので、

最初に向かうべき都市もある程度決めておくと良いかもしれません。

 

キャラクターのぶっ壊れ能力

そして何より、このゲームが面白い一番の理由がこれ。

 

各プレイヤーに最初にキャラクターを選んで貰うわけですが、

そのキャラクター全員、各個違う能力を持っていますので

その能力を駆使してゲームを進めていきます。

 

これが僕の中で非常に面白い!

 この各個が持っている能力というのがなかなかのもので

ある程度のルールを無視してくるぶっ飛び具合になっています。

f:id:tadakichi_nama:20190719160413j:plain

全部で9種類。拡張も買えばキャラクターも増える。

あるものはいきなり北京から出発したり… 

f:id:tadakichi_nama:20190719160528j:plain

スタート地点が北京。最初に北京に到達したプレイヤーは10点貰える。故に10点確定。

またあるものは、ダイスゲームなのに目を好きにいじれたり

f:id:tadakichi_nama:20190719160606j:plain

アクションマスに置くときに自由な目で置ける。

別のキャラクターは他人の選んだアクション次第でリソースを貰ったり

f:id:tadakichi_nama:20190719160808j:plain

他プレイヤーが行ったアクションにより得られる物が変わる。

そのほとんどのキャラクターは「そんなルールでしたっけ?」

言わんがばかりの能力を持ったなかなかぶっ飛んだ能力を持っています。

 

インストしている時も、周りの反応が

「え?そんなことしていいの?」

「それやったらイカンでしょーw」 

 

という声が続発しまくりなので、インストしてる人もこれからゲームする人も

みんなが異様なテンションで始めることが出来るので、

嫌が応にも盛り上がります!

 

さて、マルコポーロの旅路、その魅力が伝わったかなあ…。

僕は初めてこのゲームに触れたとき、なんて面白いんだ… と感動さえ覚えました。

僕が割とボードゲームに興味を持ち始めて2ヶ月くらいしてから

買ったから、というのもあるかもしれませんがw

 

言い過ぎな部分もあるかもしれないけれども、

2019年7月現在でも人気のあるゲームだと思っています。

 

あまりにも好きすぎて拡張も現行のもの全てかってしまうくらいですw

 

ヴェニスマップという新たなアクション配置出来るボードが増えたり、

プレイ人数が4人→5人になったり。

また、僕のこのゲーム大好きな理由のキャラクターが増えたり。

 

ボードのアクションマップが毎回違うのだけでも楽しいのに、

キャラクターも10人以上にもなればその人数分楽しさもありますね!

 

わくわくも盛り上がってくると思うので、遊んでみて下さい! 

マルコポーロの旅路 日本語版

マルコポーロの旅路 日本語版