ボドカツ!-ボードゲームカツドウ!-

元TCGプレイヤーわんきちによるカードを使ったボドゲを中心に紹介するブログです!

【CLANK!(クランク!)】地下深く潜ってお宝ゲット!無事に帰るまでが遠足やで!(違【紹介】

ちゃわん!わんきちです。

 

ツイッター界隈で話題沸騰のあいつがとうとうアークライトより

日本語版の発売です!

僕は待ちきれなくて1年ほど前に某フリマアプリで売っていたので

即座にゲットしておりましたが、発売の一報を受けて

モチベーションが上がってきました!

そんなわけで、【CRANK!(クランク!)】のご紹介です!

CRANK!(クランク!)とは?

・プレイ人数:2~4名(やろうと思えばソロプレイ可)
・プレイ時間:30分~60分ほど
・対象年齢:12歳から

プレイヤーはお宝求めてドラゴンの住む城に潜り込みます。

ダンジョンの途中にはお宝はもちろん、城に住んでいる?モンスターなども蹴散らし

仲間(カードデッキ)の協力を得て無事に生還しよう!という趣旨のゲームです。

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ボードへのセットアップ後の全景

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展開されたダンジョンロウ(数枚デッキからオープンされています)。購入出来るカード群。

一部光って見えにくくてすみません(^-^;)

裏返しになっている「?タイル」があるマスに到達するとそのタイルを

ゲットすることができ、無事に生還したときのポイントになります。

CRANK!の勝利条件

プレイヤーの誰かがダンジョンから脱出し、4手番後に終了します。

プレイヤーの動向に注意を払い、誰かが脱出しそうな場合は自分も脱出しないと

いけませんので、欲望に塗れると勝利するのが難しくなりますw

CRANK!の敗北条件

このゲームには脱落が存在します。

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ボード下にプレイヤーのダメージが表記されています。

これがドクロの所に行くとプレイヤーの体力が尽きて脱出不可能状態になります。

 

また、先ほど書いた「誰かが脱出した後に4手番後に終了する」

この4手番後に脱出できていないと脱落になりますので注意!

 

CRANK!の遊び方

手札として持っている5枚を使用する→ターン終了時手札を補充する。

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手札一例。横に裏側で積んであるカードはデッキです。

これらを自分の好きな順番に発動していきます。

これだけですw全て手札オープンして発動していくので、

ルールの把握しきれないお子さんにもアドバイスしながらやることも可能です。

 

カードアイコンが3種類存在していますが…

青い♢のアイコン

ダンジョンロウに並んでいるカードを購入する際に参照します。

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カードを購入する際には、右下の青い⊿内の数字分カードが必要です。

よって、先ほどの手札だと「2」ありますので右端の「TunnelGuide」のみ

買うことが出来ます。

左端の「Rebel Scout」は「3」必要なので購入はできません。

購入したカードは一旦捨て札になります。

後ほどデッキ切れでドローができなくなった際に捨て札をリシャッフルして

あたらなデッキとなりますので、そこからドローして使うことが出来ます。

このようにして自分のデッキを強化していきます。

赤い〇のアイコン

初期デッキには存在しませんが、赤い〇のアイコンがあります。

上記ダンジョンロウにある真ん中の「Ogre」のカードの右下にあるのがそれです。

これはプレイヤーの戦闘力を表し、上記「Ogre」のようなダンジョンロウに

現れた敵を倒すことが出来ます。

敵を倒せば様々な恩恵を得ることが出来ます。

(上記「Ogre」の場合だとDefeat:5を得られます。所謂オカネです)

黄色い▢のアイコン

これは見たままダンジョンを進む歩数になります。

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ダンジョンの道筋には4種類あります。

・何もないただの道・・・普通に一歩で次のマスに止まれます。

・鍵アイコンが書かれた道・・・鍵アイテムがあれば次のマスに止まれます。

・モンスターイラストの書かれた道・・・戦力1消費すれば次のマスに止まれます。

・足跡2個書かれた道・・・2移動力が必要です。

さすがモンスターの巣くう城ですね、一筋縄では通してくれませんw

 

カードによっては複数アイコンがあったり、アイコンがない代わりに

強い効果を持ったカードがあったりします。

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もちろん、お安くはありませんけどねw

移動を楽にしてくれる「Teleporter」や複数アイコンにテキスト効果を持つ

「The Duke」などほんの一部ですがこんなカードが沢山あります。

バランスよく組むか、戦闘狂になるかはあなた次第!w

ファイアドラゴンの襲撃

この城に巣くうドラゴンがいます。

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こいつが動き出すと、炎でおそってきます!

この攻撃を食らうとダメージをくらい、ライフがゼロになると脱落します。

ライフ回復することもありますが、油断は禁物です。

先ほどの手札に「CRANK+1」と書かれたカード効果がありましたが、

あのカードを発動したときに、ボードに「CRANK」と書かれたエリアに

自キューブを配置します(全プレイヤー共通)。

そうして、ダンジョンロウのカードを買ったりモンスターを倒したりしていると

新しくカードを補充されたときに、ドラゴンのイラストが書かれたカードが

でてくることがあります。

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左端のカードのテキスト部分とイラスト部分間の右端

このカードが出てくると、CRANKエリアにあるキューブを全てドラゴンバッグwに

入れてキューブを引きます。

引く個数は状況に寄りますが、プレイヤー人数分種類のキューブと黒いキューブが

入ることになります。

指定されたキューブを引きますが、黒キューブは何も起こらず、プレイヤーキューブが

出てしまった場合はそのプレイヤーがダメージを喰らいます。

カード効果でCRANKキューブを減らす方法もあります。

 

ざっくりと、しかしそれなりに詳しく書いてみました。

デッキ構築ゲームの名作と言えば、「ドミニオン」が真っ先に上げられますが、

僕はこっちのゲームの方が好きです。

他人とのインタラクション(駆け引き具合)がドミニオンに比べて

割と高めなレースゲームというところが個人的に受けています。

 

あと、カードには基本的に他人に干渉するカードはほぼありません。

自分に対してのメリットデメリットが大半です(ドラゴンアイコンは別ですがw)。

一見、ソロゲー感があるなーと見えてしまいますが、実はそうでもなく

最初に説明した、「誰かが脱出した4手番後にゲームが終了する」というのが

うまく効いてて、他人の動きには逐一気を配っておかないと行けません。

勝つためには高い勝利点を持つお宝を求めて潜るわけですが、

潜るほどに高いお宝がありますがその分帰るのに時間も掛かります。

いわゆる、「引き際」をどこで作るか?というところにインタラクションを

感じます。

あと、クランクキューブを引くタイミングで盛り上がれます!

ドミニオンにはなかった、盛り上がりがこのゲームには存在しているので

わいわい楽しみながらやりたい!等という方にもオススメできるゲームです。

 

好き嫌いが分かれそうなゲームだなぁとも思いますが、デッキ構築ゲームとしては

面白い部類に入ると思いますので、丁度これから日本語版も出てくるので

宜しければお手に取ってプレイしてみてはいかがでしょうか!?

クランク! 完全日本語版

ちなみに拡張版もあります!

拡張セットには新しく水の要素が加わったボードが加わります。

僕は持っていますがまだ未プレイですw

今後の売れ行き次第ではもしかしたら日本語版がでるやもしれませんね!

クランク 沈む財宝(日本語ルール付き)

ボードには和訳の必要がありませんので、面白かった人や

基本ボードは飽きた!などといった方にはおすすめかもしれません。